ブロックオデッセイの新しい金融インフラストラクチャ製品とオファスエムのブロックチェーンミドルウェアとのシナジー、全面的事業協力

ブロックチェーンの新しい金融インフラストラクチャ企業ブロックオデッセイは、金融機関や公共機関へのブロックチェーンインフラストラクチャの普及を目的として、ブロックチェーンミドルウェアソリューション企業オファスエムと戦略的業務提携契約を締結したと、10日に発表した。

https://seenthis.kr/newspage/2616

調印式には、ブロックオデッセイの黄学善代表とオファスエムの李珍錫代表が出席し、両社は△金融機関および公共機関との共同事業推進△ブロックチェーン技術の共同研究開発△物的、人的インフラストラクチャの共有などに積極的に協力することで合意した。

ブロックオデッセイは、金融機関や企業向けに、サービス型ブロックチェーンウォレット、マルチアセットSTOプラットフォーム、アルゴリズムベースの機関向け取引プラットフォームを開発・提供している。KB国民銀行、NH農協銀行、新韓カード、韓国投資証券など大手金融機関のブロックチェーン技術プロジェクトを成功裏に遂行し、技術力とノウハウを証明した。

また、先月、英国フィナンシャルタイムズ（FT）の「2024年アジア太平洋地域ハイグロースカンパニー（High-Growth Companies Asia-Pacific 2024）」に選定され、高い成長性を認められた。

オファスエムは、データ管理、決済処理、サプライチェーン管理などをブロックチェーン上で安全に分散処理し、データ管理システムとしてブロックチェーンが抱えるさまざまな問題を解決するミドルウェアソリューション「LedgerMaster」を開発した。これを基盤に、OK金融グループ、SKテレコム、同行福券、ボラメ病院など大手顧客を獲得した。

両社が持つ物的、人的インフラストラクチャ、製品、ソリューションを積極的に共有し、金融機関や公共機関との事業を共同で開拓することで、より効率的なブロックチェーンサービスの普及が期待される。

大手金融機関を対象としたブロックチェーン金融インフラストラクチャ開発プロジェクトは、分散台帳の構築、スマートコントラクトの開発と検証、内部統制とセキュリティ要件の充足、プライバシー保護、レガシーシステムとの連携など、広範囲な技術要素が組み合わされた大型プロジェクトだ。両社は、今回の業務提携を通じて、STO、RWA、カストディ、取引など、ブロックチェーンベースの新しい金融市場をリードしていく計画だ。

ブロックオデッセイの黄学善代表は、「金融機関や企業がすぐに利用できる検証済みのブロックチェーンミドルウェアを開発するオファスエムとのMOUを通じて、ブロックチェーンの新しい金融インフラストラクチャ事業拡大の重要な土台を築いた」と述べ、「ブロックオデッセイが持つウォレット、STO、取引プラットフォームとの相乗効果を生み出し、顧客がブロックチェーン技術の恩恵をより多く受けられるよう力を合わせていきたい」と語った。

オファスエムの李珍錫代表は、「今回のMOUを通じて、グローバルな環境で主流となりつつあるブロックチェーンベースの新しい金融ビジネスを探求できるようになった」と述べ、「全体的にブロックチェーン事業規模が拡大している状況で、大規模事業を主導的に遂行できる信頼できるパートナーと連携し、積極的に事業を進めていけるようになった」と明らかにした。

ブロックオデッセイの紹介

ブロックオデッセイは、金融機関、企業顧客向けに新しい金融インフラストラクチャを提供する国内代表的なブロックチェーン技術スタートアップだ。主な製品として、△サービス型ブロックチェーンウォレット△マルチアセットSTOプラットフォーム△アルゴリズムベースのデジタル資産取引プラットフォーム△NFT発行ソリューションなどがある。KB国民銀行、NH農協銀行、新韓カード、韓国投資証券など大手金融機関プロジェクトを通じて、独自の技術力を蓄積してきたブロックオデッセイは、さまざまなデジタル資産を生成、管理、取引できる環境を構築している。

ウェブサイト: http://www.blockodyssey.io

連絡先
ブロックオデッセイ
CorpDev 2室
李界煥 室長
02-2088-6042