両社は、アジア圏の低資源言語の収集とデータセット構築の協力を通じて、企業向け言語モデル市場における競争力を強化する。

人工知能（AI）言語データ企業のフリート（代表：イ・ジョンス、KOSDAQ 300080）は、人工知能技術企業のアップステイジとAI言語データ構築に関する業務提携契約（MOU）を締結したと9日に発表した。

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両社は、超巨大言語モデル（LLM）のパフォーマンス向上を目指し、タイ語、日本語、ベトナム語、ラオス語、クメール語などのアジア圏の低資源言語の収集とデータセット構築の協力を行っていく予定だ。

締結された協定内容は、△韓国語超巨大言語モデルリーダーボード「Ko-LLM」ベンチマークデータセット構築協力 △多言語超巨大言語モデル（LLM）リーダーボード運用協力 △低資源言語データ構築と低資源言語活用による超巨大言語モデル（LLM）の現地化 △企業導入小型言語モデル（sLLM）構築に伴うデータ供給パートナーシップ強化などであり、言語を基盤とした両社のAI開発協力が今後具体的な成果を生み出すと見込まれている。

フリートは、今回の協定を通じて言語データとAI技術のシナジーにより、言語モデルの高度化に積極的に貢献するだけでなく、多言語並列コーパス構築ノウハウと著作権問題のないテキスト・画像・音声データセットを通じて、自社の言語収集技術の競争力を高める計画だ。

アップステイジは、これにより高品質の低資源言語データを確保し、自社の事前学習LLMソラのサポート言語をさらに拡大し、東南アジアなど様々な地域言語に特化したカスタムモデルを開発するという戦略だ。ソラは現在、韓国語と英語をサポートしており、年内に日本語とタイ語までサポート言語を拡大する予定だ。

フリートのイ・ジョンス代表は、「低資源言語学習分野は、超巨大言語モデルのパフォーマンスの核心的要素として台頭してきた」とし、「両社の協力を通じて、高品質なデータと高度化された技術の融合が、韓国の生成AIエコシステムにどれほどのプラスの影響を与えることができるのかを示していく」と述べた。

アップステイジのキム・ソンフン代表は、「言語モデルによって引き起こされた生成AIブームが世界を席巻する中、質の高い言語データの確保は必須課題だ」とし、「アップステイジは、今回のフリートとの協力を通じて、世界中のより多くの人が生成AIイノベーションを体験できるように、データの高度化に取り組んでいく」と述べた。

ウェブサイト: https://www.flitto.com/

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