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ハンファシステム社内ベンチャーフレクセルスペース、宇宙で新素材太陽電池の検証に挑む

作成: 2024-05-13

作成: 2024-05-13 09:37

ハンファシステムズ(代表取締役 オ・ソンチョル)の社内ベンチャー「フレクセルスペース(Flexell Space)」と仁荷大学(学長 チョ・ミョンウ)が、衛星および太陽電池技術協力強化のための業務提携覚書(MOU)を締結すると、13日に発表しました。


今回の提携を通じて、フレクセルスペースと仁荷大学は、衛星設計革新のための技術協力に注力し、国内宇宙産業の素材・部品・装備(Sobujang)製品の発展と世界的な主導権獲得に力を合わせると表明しました。

その第一歩として、フレクセルスペースは、2025年下半期に予定されているヌリ号4次発射時に搭載される予定の仁荷大学の観測衛星「INHARoSAT(INHA Rollable Solar Array Testbed・インハロセット)」に、フレクセルスペースが開発した「宇宙用タンデムフレキシブル太陽電池」を供給します。

CIGSとペロブスカイトを組み合わせたタンデム太陽電池は、低コストで、従来の製品群に比べて軽量で高出力を実現できるため、衛星・宇宙船産業発展の原動力として注目されています。フレクセルスペースのタンデム太陽電池は、柔軟に曲げることができる性質を持っているため、巻物のように巻いたり広げたりできる構造で搭載されており、顧客が求める出力まで太陽電池を広げて使用することができます。また、小型・曲面など、さまざまな衛星表面に適用可能です。

※ CIGS:銅(Cu)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、セレン(Se)などの4つの元素で構成される化合物(Cu(In,Ga)Se2)を光吸収層物質として利用した薄膜型太陽電池。製造コストが低く、軽量で薄く、優れた光吸収を特徴としています。
※ ペロブスカイト:チタン酸カルシウム(CaTiO3)など、ABX3のペロブスカイト(Perovskite)結晶構造で構成される物質を光吸収層に使用した太陽電池。溶液プロセスで安価かつ簡単に大量生産できるため、現在のシリコン太陽電池に取って代わる、宇宙でも使用可能な次世代太陽電池として注目されています。
※ タンデム太陽電池:2つの太陽電池を重ねることで、異なる波長帯の太陽光を相互補完的に吸収し、効率を高めた次世代太陽電池のことです。

ハンファシステムズの社内ベンチャーであるフレクセルスペースは、タンデム太陽電池の宇宙ヘリテージ(Heritage)を獲得し、効率性と信頼性を高めることに注力しています。仁荷大学は、衛星開発時に革新的な太陽電池技術を取り入れることで、宇宙分野における差別化された競争力を高めていく予定です。

ニュースペース時代に入り、多くの宇宙企業が商用部品の宇宙利用に向けた様々な試みを行っている一方、一部では依然として宇宙環境におけるリスクを軽減するために、宇宙検証と宇宙認証の重要性を強調しています。

仁荷大学のチェ・ギヨン教学部長は、「ハンファシステムズのフレクセルスペースと協力して、国内航空宇宙産業に貢献できる有意義な成果を出せるよう努力していきます」と述べ、「今後も宇宙核心技術研究機関として、国内宇宙開発関連の研究と教育を成功的に導き、宇宙産業の育成・活性化に貢献していきます」と語りました。

アン・テフンハンファシステムズ専門研究員兼フレクセルスペース代表は、「CIGSとペロブスカイトを組み合わせたタンデム太陽電池が宇宙に行くのは世界初です」と述べ、「今回の提携は、商用技術を導入した未来の太陽電池の運用性を検証するための第一歩であり、放射線や太陽熱による極高温・極低温などが繰り返される実際の宇宙環境に耐え、実用的な価値があることを実証する予定です」と明らかにしました。続けてアン代表は、「宇宙初の新素材太陽電池の性能を検証し、グローバルな宇宙太陽電池市場で独歩的な地位を確立していきます」と抱負を述べました。

ハンファシステムズは、今回の検証を通じて、宇宙用タンデム太陽電池の商用化に拍車をかけ、衛星製造だけでなく、宇宙探査や宇宙発電所など、さまざまな宇宙プロジェクトに必要な核心構成部品の開発にも力を入れ、宇宙産業の成長を促進できることを期待しています。

ウェブサイト:https://www.hanwhasystems.com/kr/index.d...

連絡先
ハンファシステムズ
コミュニケーションチーム
キム・スジン課長
02-729-2141

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